友を見守る鈴蘭はまだ微睡みの中
▼ヘンリエッタ
レベル:90
種族:ヒューマン
サブ職業:会計士
HP:9696
MP:9845
〈三日月同盟〉所属の吟遊詩人。ギルドマスター・マリエールの無二の親友として、サブギルマスとして同ギルドの会計を預かっている。〈大災害〉直後からシロエたちとの友好関係がありそれは現在でも継続中。可愛いものや女の子が大好きで、同じギルドのアシュリンや〈記録の地平線〉のアカツキを溺愛している。
弱点である本名は「梅子」であり、自分でも余りにもばば臭いと気にしている。マリエールとの口げんかではこの本名を持ち出されて「マリエなんて毬絵のくせに!」と反論にならない反論をすることもしばしば。地球では29歳経理OLだったらしい。
父親は眼光鋭い腕利き証券マンであり仕事人間。その父親に対する甘い惚気を母からずっと聞かされて育ったせいで、本人認めないがどうもファザコンの気味がある模様。シロエに対する淡い思慕も「鬼気迫る雰囲気で仕事に打ち込む姿にときめく」という理由ではないのかと推察される。
本人は全力で否定するだろうが、恋愛に興味薄くこの歳になったと言うことは、恋愛経験では初心者なのかもしれない。
【アイテム解説】
・時計仕掛けの奏歌弓《ルビ:クロックワークスアーチェリー》
〈時計仕掛け〉モンスターに使われている部品と技術を応用し、変形機構を組み込んだ中型のコンパウンドボウ。命中精度も高く、援護歌を奏でることで音色と共鳴し、援護歌の有効範囲を拡大してくれる特性もある。
「機械弓は普段の調整さえ良ければ技量をカバーしてくれますので」
・思慮深い紫丁香花《ルビ:しりょぶか~ライラック》
優しい香りを湛えた薄紫色のスカート。冷気に強く、周囲に混乱の状態異常を抑制する香気を漂わせる。製作級ではあるが〈三日月同盟〉の友好ギルド各所から高価な素材を提供されたため、高性能な防具となっている。
「ミニがはける歳にはかぎりがあるんです……」
・歌姫の秘事
ごく淡い桜色のマニキュア。〈吟遊詩人〉の扱う楽器や武器のステータスが底上げされる他、歌や楽器を演奏する際にもボーナスを得られる。慎ましくも愛らしい色彩もあって〈吟遊詩人〉以外の乙女たちにも人気。
「皮膜効果が強いので、矢羽根の接着にも使えるんですよ?」
→次のキャラ紹介の更新は9月26日(土)18時の予定です。